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 ○●○第三章●○●

バレンタインデーが誕生日…か。
ふーん。
別に、あたしにはそんなの関係ないし!

キーンコーン…

あっと言う間に
大好きなお弁当の時間!!

学校にはこの時間を過ごす為だけに来てると思う。笑

「みか~~~んッ!!」
「あっ、桃花。」
「早くお弁当食べよっ♪」
「待たされてたのあたしだし~。」
「あはッ☆そっか!!」

「この屋上、ホンマに全ッ然人こんなあ!」

桃花・・・またそんなこと言ってー。
それが良くてこの寒い中わざわざ屋上で食べてるんでしょ?

返事はしなかった。
桃花だって、答えを求めて言ったんじゃないと思うから。
ココロで、「誰も来ないから、ずっと2人でこの時間を過ごそうね?」って
2人とも思ってたはずだから。

お弁当を食べ終わったら、2人頭を寄せ合って仰向けになる。
そして、黙って空を見るの。

たまに、気持が良すぎて午後の授業サボッちゃうけどね!


コツ、コツ
思わずバッと2人とも起き上がる。
・・・足音がする。

一体…誰なの?

ガラッ。

「あれっ先客がいるー♪」
「・・・どちらさん??」
桃花が丸い目をして聞く。
「えッ!!僕のこと知らんのー?ショックやなあ↓学校では有名なほーやと思てたのにぃー!」

桃花と一緒の関西弁。
でも、なんか変に訛ってる…
今の一瞬で、あたしの脳みそがこの人は苦手なタイプに振り分けした。
しかも、今時「僕」かい。

「僕、2年1組の『白衣 衛(はくい まもる)』っちゅーもんです!よろしゅうな!」

クリクリの頭を、さらに自分の手でクリクリしながら言う。
こいつの脳内ハンドルネームは「クリクリ野郎」で決定だな、と この時思った。

桃花は誰とでも余裕で喋れることで有名なくらいなので、
突然の登場人物も迷わず受け止めた。

「うん!ウチは桃花!よろしくねー…んっと、白衣…くん?」
「桃花ちゃんな!僕はマモルでええで!」
「マモルくんね!あ、ウチのことは呼び捨てでいいで~!」

さっそく、うちとけてる2人をただただ見てることしかできなかった。

「ほら、みかんも挨拶!」
「あッ、えっと!クッ…(じゃなくて)マモル・・・くん。」
「君、名前は?」
「・・・みかんです。」
「みかんちゃんか。かわいい名前やなあ~!どんな漢字書くん??」
「ひらがなです。」
「あっ…そうなんや~。」

微妙な沈黙。

人見知りの激しい私に急な登場人物(クリクリ野郎)は、ちょっと刺激が強すぎたようだった。

コツ、コツ…
また階段のほうから足音が聞こえる。

また急な登場人物が現れるのだろうか、と思うと
あたしの気持ちは「めんどくさい」のゴールに向かって走って行くばかりだった。


第四章に続きます。
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 ○●○第二章●○●

「キャー!海斗様ー!!」
「こっちむいてー!!」
「かっこいー!」

うるさいなあ…
やっぱりよくわかんない…
なんであんなに周りでキャーキャー言われてるのに怒らないんだろう、その王子って人!
って思ってた、3秒後。

サラサラの黒髪。
整った輪郭。
高い身長。でも、その割にあまりない肩幅。
男の人にしては、華奢な体つき。
青い瞳。…ハーフかな?

「わッ・・・・・・」
「ね-?かっこい-でそ☆」
「・・・」
「・・・みかん??」
「ッえ?なんか言った?」
「何~?ボーッとしちゃって。まあいつものことやけど…。もしかして、ホレちゃいましたあー??w」
「何それ!?そんなわけないじゃん!!!まだ、話したこともないのに…」

どんな人かも知れないのに、好きになるワケなんてない!!
でも、このドキドキは…何?

「・・・みかん~、あのね?この世には、「ひとめぼれ」ってゆーもンもあるんでっせー??」
「あたしそんなの信じてないもん!!」
「あ!王子こっちにくるよ…!!」
「えッ…」

ドクン
心臓の音が体中に響き渡る。
コツ、コツと靴の音が近づくにつれ、心臓の音も大きくなっていく。

「・・・!!」
目が合った。本当に一瞬だったけど、今確かに目が合った!!!
心臓が止まった気がした。

「みかん?大丈夫??」
「うん…」
「やっぱ好きになっちゃったンやん!!今、顔がホレました!って言ってたで!!」
「も~!桃花はスグそーゆーコト言うんだから…ッ」
「なんだったら、あとでメールで王子のプロフィール送ってあげよか?w」
「・・・・・・お願いします」
「あはッ☆じゃ、次選択授業やからまた後でなー♪」
「うん!」
「あッ!お弁当一緒に食べよね!!」
「了解!…っていっつも一緒に食べてるじゃん!!笑」
「そやね!じゃーねー!!」

次の授業は全然集中できなかった。
桃花がメールで送ってくれたプロフィールをずっとみてた・・・。

「Re:王子のプロフィだょ
  ・赤坂 海斗(HN王子!!)
  ・2の1   (←ちなみにアタシは2の2)
  ・2月14日生まれ

  Ps・・・王子ファンクラブの人たちが
  言ってたけど、フランスとのハーフ
  らしいよスゴいょねー!!!

王子ファンクラブなんてあるんだ…まずそこにビックリだよ;
2月14日って…
バレンタインデーじゃん!!

第三章へ続きます。
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 ○●○第一章●○●

はあ-ぁ…
なんで空って青いんだろうねー?

なんて、ありきたりのこと考えてたら一日が終わる。
それはそれで幸せなのかも。
屋上でいっつもそんなこと思ってる。

「みかんーッ!!!」
ドサッ。
「痛ーッ!!何々ッ!?」
「あの王子が学校登校してきてるんやって!!見に行こぉー!!?」
「なんだ桃花かあー…別にイケメンとか興味ないし…」
「「なんだ」って何ー!!・・・って、何いってんの!!あんなイケメンなかなかいないよー!!!!」
「はいはい…(汗)」

桃花の勢いにはいっつも負けちゃうなあ…

伊藤桃花。
桃花は、あたしの親友であり、憧れでもある。
自分に素直で、男女関係なく友達だっているし、とにかく明るい。
何より保育士になりたいッて夢に向かって毎日頑張ってる。

毎日テキトーに生きてるアタシとは大違い…。
まぁ高2でなりたい職業が決まってない人なんてイッパイいると思うけどね?

「てか…なんで桃花まで王子って呼んでるの;」
「えーッ!?だってみんな呼んでるし、まさにこのあだ名がピッタリやーん!!!」
「そんなにカッコいいの?」
「ヤバイでー!!去年王子が登校してきた時、みかんは熱で休んでたもんねぇ…
  ぁあもったいない!!」
「ふーん…??」

昔っから恋愛とかイケメンとか、そーゆー言葉に鈍い…らしい。
男の人とは、中2の時告白されて一回だけ付き合ったけど、よくわからなくなって別れた。
周りは恋愛話で盛り上がってるけど、結構どうでもいい。

ん?なんか騒がしいなあ…何事?
「あ!!あそこにいるよー!!!アレアレ!!」
「どれどれ??」

女子が囲んでてよく見えない…
おっ?あれかな・・・!?


第二章へ続きます。
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ぷろふぃ

無題1
★まこぽそ
周りの影響でヲタ化した平凡な女子である。
バスケ部でひたすら走ってます。
絵はポップン風にしたかったのに(ノД`。)

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